釣り旅〜2日間の佐渡ヶ島〜
ここ2年間、毎年5月頃に佐渡へと足を運んでいる。
今回は新潟本土ではまだ少し早い
シーバスを佐渡に狙いに行く。
佐渡がもうシーズンに入っているかの
確証はないが…何となく本土よりは早くシーズンに入ってるので
はないかと思っている。
いや、これは理由づけであって
単に佐渡に行きたいだけなんだが。
荷造りのスキルも年々上手くなってきている
なるべく荷物は少なめに。
佐渡汽船の中にあるコンビニで朝ご飯を購入。
「鬼の金棒」外はカリッとジューシーな衣の中にしっとりとした甘いこしあんが入っている。ここ最近食べたお菓子の中で確実に一番美味い。
少し残念なのは大量に食べると胸やけを起こすということ。
2等席にて船に乗り自分のポジションを確保し横になる。
2時間半という航海を寝て過ごそうと思っていたけど
興奮して眠りにはつけなかった。
両津港へ到着しあらかじめ予約をしていたレンタカー屋に車を
取りに行く。
普段ならなんとも思わない手続きも逸る気持ちでは
煩わしく感じる。
今回の旅の相棒
早々に手続きを済ませ、両津を出発し目的のポイントへと
車を走らせる。
両津の街中を抜け、佐渡のメインストリートを走る。広大な田園
少し奥に目をやれば、新緑の山々。
車内の冷房を消し、窓を開け空気を入れる。
言葉ではうまく説明できないが“田舎の匂い”を感じる
。
僕の生まれ育ったところも田舎な方ではあるが
それよりも遥かに自然を感じる。
この、のどかな時間が大好きで何回も来たいと思う理由の一つだ。
そんな感慨深い時間を20分程過ごしポイントへ到着した。
釣り具の準備をし、ポイントへ向かう。
第一投目はいつもウキウキとする。
ここのポイントはすぐに釣れることが多く、今回も期待し
キャストした。
…あれ?釣れない
いつもフルキャストした先のボトムに魚がついている。そんな
印象なのだが、まったく反応がない。
そうなれば手前を攻めてみる。
手前の沈んでいるテトラポットのすぐ脇でググッとヒット。
良い形のヒラメだ。
しかし、このヒラメから後が続かない。
キャスト範囲の地形の把握や流れを把握していき、夕まずめに控える。
そして、夕マズメ。
日中の静けさが嘘のようにルアーへの反応が続く
結果、夕マズメのみでヒラメ5~6枚、フッコ1匹、イナダ3~4匹ほど
釣れた。
この日夜の便で友人が本土から佐渡へ来るため、一旦中止し再び
両津港へと車を走らせる。
友人と合流し軽バンに大人3人、3人分の釣り具を積み、ポイントへ向かう。
予定では、友人は1人しか来ない予定であった。
正確には2人のうち、一人は急にキャンセルとなっていたのだが、無理やり
都合をつけて来てくれたのだ。
※翌日撮影
ポイントへ着くとすでに23時頃になっていた。
友人二人はやる気満々に釣り場に向かっていったが
僕は日中に活動していたことや翌日のことを考え
バーナーにてお湯を沸かし、煮ラーメンを食べて車内にて就寝。
30分後に友人に起こされた。
どうやらまったく魚からの反応はなかったらしい。
どうやら「時合」が過ぎてしまったようだ。
友人達もラーメンを作り、その後車内にて3人で各々のポジションを確保し
寝苦しい中、眠りについた。